特許情報には、『社会の変化』、それに伴う『さまざまな技術課題』、『課題を解決する技術的工夫』がぎっしり詰まっています。
ネオテクノロジーは、このような知恵の宝庫である特許情報を、新たなイノベーションを創出する「ひと」や「技術」へつなげたいと考えています。
【特許データからビジネスチャンスを探る XXXに取り組む全企業】(全企業シリーズ)は、
技術テーマに関する最近の特許情報から、
●どのような業種で、
●どのような企業が、
●何に取り組んでいるのか、
新たなビジネス創出のヒント情報を得ることを意図しています。
2023年版全企業シリーズ第1弾「AIビジネス」
全企業シリーズでは、毎年、注目テーマを取り上げシリーズ発刊しています。
2023年版の第1弾は、近年、生成AIで注目されている「AIビジネス」に着目しました。
AIが具体的な用途に適用されることで、最適化や効率化、省人化等の価値につながります。
特許情報から俯瞰的に見ると、様々な業種・企業がAIをビジネスに適用しようとしていることが分かります。
特許情報の件数は爆発的に増加
日本全体の特許情報の件数は減少傾向にある中で、人工知能の件数は急増しています。
1件の特許出願をするのに50~80万円かかると言われています。AIビジネスに関する特許情報の件数推移から、産業界からの期待の高さが表れていると思われます。
多様な出願人が参入している
AI ビジネスに関わる特許情報の出願人業種を、出願件数(縦軸)と企業数(横軸)で分散チャートにプロットしました(業種はトップ10 まで)。出願件数、企業数ともにボリュームが大きいのは電気機器であり、AI ビジネスの中でも突出した業種です。
企業数が多く、件数が少ない右下の領域に位置しているのは、情報通信業、大学・研究機関です。この領域では、多くのベンチャーを含また企業や大学・研究機関が、新たなビジネスチャンスを求めて研究開発に取り組んでいることが窺われます。その他の業種は企業数、件数ともに少なく、これからのAI ビジネスが展開されていく可能性を秘めています。
全企業シリーズは、特許情報を情報源とした業界レポートです。技術テーマに関する最近の特許情報の出願企業を28の業種に分け、数千件の特許出願から、技術テーマを取り巻くさまざまな業種の連関を俯瞰します。良く知られた産業界の主力企業だけでなく、特許出願が少なくても新進気鋭の関係企業や、大学・研究機関・官公庁の最先端の研究成果を特許情報から紹介します。
AIビジネスに関わる業種・企業・技術を全体的に総覧し、ビジネスチャンスを探るための資料としてご利用ください。
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