セミナー概要
近年、電子機器や電子デバイスの小型化と消費電力の増大から、熱設計を取り巻く環境は大きく変化しています。従来の熱伝達による大気への放熱だけでなく、機器やデバイスの内部熱伝導による放熱が重要な役割を果たすようになってきました。
TIM (Thermal Interface Material) は、伝統的な熱伝導放熱技術の一つであるが、最近は新たに開発されたグラファイトやカーボン繊維などの炭素系熱伝導新素材を導入して高性能化を遂げています。
本セミナーでは、電気・電子機器内における熱伝導を支える放熱技術の一つである『炭素系TIM』を取り上げ、近年の技術トレンドを特許情報から具体例を取り上げてご紹介します。
特許を知財戦略に利用する特許情報に基づいて、その炭素系TIMに関する最近の注目すべき特許出願の具体例と技術動向を俯瞰していただけるセミナーです。最先端の研究開発は特許情報に表れます。最新の特許情報から「炭素系TIM」をキャッチし、攻めの研究開発を行うことが重要です。独自の研究開発を推進したいと考えているR&D、事業企画、知財部門の皆さまにお役立ていただけるものと存じます。ぜひご参加ください。
セミナー内容
ポイント① 特許情報から見る 最近の炭素系TIMに関する注目発明と技術
電気・電子機器内における熱伝導を支える放熱技術の一つである『炭素系TIM』に関する技術を、専門技術スタッフが読み解き、最近の特許情報から注目発明の具体例を取り上げて解説します。
ポイント② 次の事業を創る、特許情報の見方・活かし方
事業化のためには、市場や用途でどのように技術が使われるかをキャッチし、攻めの研究開発を行うことが重要です。つまり、市場ニーズに求められる機能、その機能を実現するための技術を開発する、技術マーケティング思考が重要になります。
こんな方におススメ
・事業部門、研究開発部門の責任者・マネージャーの方
・新規事業創造、研究開発を推進する役割の方
・特許情報をもっと活用したいと考えている知財部門の方
登壇者
橋本小百合(株式会社ネオテクロジー コーディネータ)
特許情報を活用した創造活動支援ACTASコーディネータ。“技術と特許をつなぐ”特許情報活用の具体例をご紹介します。
柴田博一 株式会社ザズーデザイン(株式会社ネオテクロジー 技術アドバイザ)
電気・電子機器に関する放熱技術の研究開発に長年従事。これまでの経験から幅広い分野にまたがる放熱技術の注目発明を抽出し、分かりやすく解説します。
セミナー概要
日 時:2023年04月26日(水)11:00~12:00
2023年04月28日(金)11:00~12:00
※2回とも同じ内容です。ご都合の良い日時をお選びください。
形 態:オンライン視聴(ZOOM) 受講料無料
セミナーお申込み
下記よりお申し込みください。お申込み後、セミナー前日までに視聴用URL発行のメールをお送りします。もしメールが届かない場合は「toiawase@neotechnolgy.co.jp」にご連絡くださいますようお願いします。
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