本書は、具体的技術テーマの具体的な登録特許を取り上げて
実際に権利化された登録特許の審査経過の事例を掲載することで、
技術者・知財担当者の権利化スキルを磨くための事例集です。
具体的には、動的共有結合(※)を取り上げ、
動的共有結合の技術分類と技術的ポイントの整理するだけでなく、
各社がどのような権利化のための工夫をしたかを整理しました。
主として、新規性・進歩性を手厚くしています。
(※)動的共有結合は結合の形成と切断が可逆的に繰り返される状態の共有結合であり、
物質の自己集合化や自己修復性材料への応用が期待されています。
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本書の特徴
◆動的共有結合の生きている登録特許を掲載
◆原出願クレームと、登録特許クレームの対比
◆拒絶理由通知書と意見書を全て掲載
◆拒絶理由解消となったポイントを簡潔に整理
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発明は、特許出願後、特許庁の審査を経て権利化されます。
特許庁の審査過程では、すんなり権利化されることは少なく、
特許庁からの拒絶理由通知を受け、それに対して補正書・意見書を提出し、
拒絶理由が解消されることで権利化されることが多いです。
審査過程における、特許庁との権利化のためのやり取りを学ぶことは、
自社出願の権利化を推進する上で役に立ちます。
動的共有結合の特許
¥165,000価格