●趣旨・目的
全固体ナトリウムイオン電池は、電池材料が全て固体で構成され、ナトリウムイオンが電気伝導を担う二次電池です。高価なコバルトやリチウムを使わず、豊富で入手しやすいナトリウムを使うので注目されています。リチウムイオン電池と比べて、使用温度範囲の広さ、急速充電の速さ、コストを抑制できる等のメリットがあります。一方で、低いエネルギー密度、重さ等のデメリットもあります。これらの特徴を踏まえて各社が応用展開を目指しています。既に、中国では電解液型のナトリウムイオン電池を搭載した電動二輪車が2023年発売され、EV乗用車電池も出荷が開始されています。
 
本ダイナミックマップでは、全固体ナトリウムイオン電池のポイントである固体電解質にフォーカスして最近の特許情報を調査しました。注目テーマに関する技術と企業の動向の把握にご利用ください。
 
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
本ダイナミックマップは、タイトルテーマ技術に関する特許情報の調査結果を、技術分類ごとに分けた技術側と出願上位10社までの企業側の2軸から閲覧することができる電子版特許調査報告書です。『技術側』では出願件数推移グラフや技術の企業シェア等を掲載し、『企業側』では出願内容を技術分類ごとに分けたレーダーチャートや発明者リスト、共同出願人リスト等を掲載しています。
特許調査、技術動向把握、事業経営企画のための特許調査資料としてご利用ください。
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