量子ドットは半導体量子論から生まれた三次元空間の規則性によるエネルギー閉じ込め現象です。この最先端技術が急速に重要度の高まる有機ELの優れた色変換や、高効率薄膜太陽電池などに活用され、さらには将来の単量子トランジスタなどへと実用域を広げています。
このダイナミックマップでは、特に機能性樹脂フィルムとしての量子ドットとのかかわりに着目して調査を行い、要素技術と企業の二つの軸で調査結果を整理しました。
なお、樹脂による量子ドットフィルム(膜、層)であると材料を特定していなくても、量子ドットをフィルムや膜、層として用いることが特定されている場合には、視野に樹脂フィルムが含まれている場合があるので、採用情報としています。ただし、明らかに樹脂フィルムと関わらないガラス層や半導体層などの無機材料を特徴にする量子ドットは基本的にノイズ情報としました。
■調査対象技術
2011年以後の特許出願(優先権を伴う場合には優先日)で2017年2月末までに発行された出願遡及5年間の特許情報を調査しました。
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
本商品はダイナミックマップ形式の電子版の特許技術動向調査レポートです。技術分類と主要企業から、特許情報を閲覧していただくことができます。ダイナミックマップについてはこちらをご参照ください。
■WEB試読サービス
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量子ドット機能フィルム
¥198,000価格
ダイナミックマップ