心拍数や体温などの生体情報を電気信号として検知する超音波や光音響、赤外ドップラーなどのセンサ技術は、特許出願が集まる一つの技術観点になっています。また、ウェアラブル端末からセンシング信号を無線送信し、ネットワークとデータベースとリンクする情報ネット機能もITC情報関連の特許情報が集まる技術観点です。このネットワーク関連では、医療や健康管理に関する特許情報が多く、この医療関連を一つの観点にまとめました。ぜひ、注目したい観点は生体情報の価値づけの観点です。単に生体情報をデータとして利用するだけでなく、他の要素との関連付けなどにより、新たな価値を高める工夫を取り上げました。ぜひ、今後の発明導出や、事業進出の可能性探りなどにご利用ください。なお、心拍数測定装置や超音波診断装置などの医療機器や、単に個人認識に生体情報を利用する特許情報は、生体情報に特別な特徴がない場合、本書では取り上げておりません。
生体情報の取得と価値化技術
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パテントガイドブック