ドイツが2013年から国家戦略として「インダストリー4.0」への取り組みを始め、我が国でもIoT:Internet of Things(モノのインターネット)が注目を集めています。本書では、ありとあらゆるモノがインターネットでつながり、リアルタイムで得られた情報により新たな価値を提供するIoTが、食品の領域では何を狙い、どのように活用されているかに注目して、2014年以降に公開された特許情報を紹介します。各種関連業者のデータを回線で結んで商品企画から販売に至るまで支援するシステム。節電要求に応じる料理レシピの提供。冷凍食品の常温棚への放置を温度センサー・サーバで監視するシステム。コースターに仕組んだセンサー情報からお代わりメニューを提示するオーダシステム。食事中かどうかを高精度に判定するウェアラブルなど、食品の世界でもIoTが急速に進んでいます。企業と技術の開発の多様な観点を調べるガイドブックとして本書をご活用ください。
未来社会に活きる食とIoT
¥88,000価格
パテントガイドブック