ドローンは災害救助や物流などに利用されています。本書では2015年以後のドローンの特許出願236件から用途に特化した発明を調査しました。
最近のドローンの用途展開では、どんな企業が、どんな使い方で特許と関わろうとしているか、大規模施設の保守メンテや栽培農場や漁場の管理、防犯セキュリティのほか、職場OA環境や建設現場、自動緒者の自動運転と交通システムなど、技術と特許をつなぐ動きを114件の具定例で俯瞰しています。なお、ドローン本体の誘導制御や搭載カメラの撮像技術、不審ドローンの撃退排除など、ドローンの本体機能や汎用的機能に特徴がある特許情報は、別に本体技術を編集する際に取り上げることとし、本書では取り上げていません。
最近の特許出願はドローンの単純な用途展開時期を終え、ドローンの三次元性や分散・集合性などを変量データ化することに着目した進化モデルに発展しつつあるようです。新たなビジネス企画の立案や発明着眼点の発掘資料として、本書をご利用ください。
ドローンが拓く用途展開
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パテントガイドブック