スイッチング電源のメインスイッチング素子にはバイポーラトランジスタ、MOSFET,IGBT等様々な素子が使用されています。高周波動作に伴い駆動回路自身の損失の問題や素子を高速に動作させ更にはノイズの低減も求められています。最近ではメインスイッチング素子のみならず整流部分に3端子スイッチング素子が使用されるようになっています。これらを克服するために様々な方法について最近の特許情報を掲載します。保護回路は電源や装置が破損しないように異常な状態を検出し保護動作を行うための技術です。異常な状態は外的要因、内的要因によって発生しますが、今回は過電流保護、過電圧保護、過熱保護に分類し最近の特許技術を掲載します。
第21巻 保護回路
¥33,000価格
現役の開発技術者が選ぶスイッチング電源特許100