180度位相をずらしてリップルをキャンセルさせるインターリーブ技術は古くから知られています。近年の半導体微細化に伴う、低電圧・大電流のアプリケーションに対応するため主に非絶縁コンバータにおいて時比率が低下してきています。そのため非絶縁コンバータを中心にインターリーブ(2相)からマルチフェーズ(多相)に移行してきているのが特許情報からも読み取れます。本レポートでは、最近の特許情報を主回路、制御回路に大別し掲載しています。なお、本巻の関連技術として「第9巻 高速応答」、「第5巻 低ノイズ化技術」、「第12巻 デジタル制御」もご用意していますのでそちらもぜひご参照ください。
第11巻 マルチフェーズ
¥33,000価格
現役の開発技術者が選ぶスイッチング電源特許100