絣(かすり)や格子柄織物、メリヤス浮模様、「お(を)かげ」の文字を表したお伊勢参り(抜け参り、お陰参り)の手拭、手巾、帯、編物やレース模様のほか、旭日旗や万国旗の意匠、包み紙の意匠などを紹介しています。
『近代日本の意匠図面 殖産興業から始まるデザイン』
意匠条例が施行された明治22年から明治32年に登録された現存している意匠図面636件を掲載しています。明治政府は、日本の伝統的な工芸品を輸出品として有望視し、輸出のための工芸品製造を奨励します。輸出復興、殖産興業に向けて意匠制度が始まりました。登録意匠図面から当時の工芸と産業の関わりが見えてきます。
第8巻 織物・手拭い・旗・包み紙
¥33,000価格
2023年5月