本書の特長
本書では、2017年以降に公開された磁気抵抗効果を用いた磁気センサに関連する最新の特許情報を調査対象として、磁気センサ(位置検出、角度検出、回転検出、磁界検出)、電流センサ、生体磁気・微小磁気検出の各用途別に最先端技術を抽出致しました。
巨大磁気抵抗素子(GMR)やトンネル型磁気抵抗素子(TMR)は、ホール素子と比較して、温度変化や経時変化が小さく、かつ感度(MR比)が大きいという特長があり、高信頼性が要求される自動車のパワーステアリング等の回転角度の検出や、電気自動車駆動モーターの大電流を超小型・非接触で高精度に測定を行える電流センサ、医療用内視鏡の位置検出、産業オートメーションのアクチュエータ、エンコーダ、ポテンショメータなどの移動体や回転体の磁気センサとして、需要が拡大しています。更に、磁気抵抗効果素子の新しい用途として、生体磁気・微小磁界計測についても取り上げました。
この特許俯瞰資料は、磁気抵抗効果素子の研究開発や、磁気抵抗効果素子を使用した応用製品を開発されている多くの技術者の方々に、有効にご活用いただけると期待致しております。
磁気抵抗効果の用途展開
¥88,000価格
パテントガイドブック