2009年1月1日以後、2014年4月30日までに発行されたPCT公開特許の熱線遮蔽フィルムに関する課題について総件数794件を調査し、394件を抽出しました。
可視光は透過するが、近赤外から遠赤外までの赤外線や熱線は侵入を防ぐ(遮蔽や反射、散乱など)いわゆる熱線遮蔽フィルム技術を対象としています。米国では”solar control film”と呼ばれる場合も多いようです。熱線遮蔽の方法は、多層膜による光学的な反射や微粒子による散乱、吸収など、さまざまであり、フィルム製造にはいろいろな工夫が採り入れられています。熱線を吸収して熱伝導で放散させ、結果的に熱線を遮蔽する技術なども含まれます。なお、ここで言う熱線は、いわゆる赤外線(近赤外線、遠赤外線を含む)が主な対象ですが、特許上では、放射線や電磁線と表現される場合もあります。
熱線遮蔽フィルム
¥198,000価格
PCTダイナミックマップ