リチウムイオン電池(LiB)の用途は、スマートフォン、ノートPC、車載に留まらず、長期間使用する大型電池分野にまで広がりを見せています。
しかし、他の二次電池に比べてリチウムイオン二次電池はエネルギー密度が高い為、高温で発火する危険性や過放電・過充電の際に異常発熱の危険性があります。
その為、安全性や高耐熱、難燃化技術の向上が望まれます。
本書では、LiB の安全性、特に高耐熱および難燃化に関する特許情報に着目し、2015 年1月以降の最近の特許情報257 件から特徴のある典型的な代表例を111 件選びました。
LiB の構成要素である電極、セパレーター、電解液、さらに外装や電池の構造について、高耐熱および難燃化材料の工夫に特徴がある特許情報を取り上げました。
また熱暴走や発火を防止するシステムやソフトウエアに関する特許情報も取り上げています。
企業と技術の開発の多様な観点を調べるガイドブックとして本書をご活用ください。
リチウムイオン電池の高耐熱および難燃化技術
¥88,000価格
パテントガイドブック