■主旨
モータ駆動用インバータの液冷技術を対象にします。モータ用インバータはEV自動車や空調など、過酷な使用環境の中で信頼性と長寿命が当然に求められ、しかも、小型軽量でコンパクト、しかも低廉性が要求される厳しい仕様に直面しています。その中で、最近はSiC/GaNなどの新たな高温半導体が使われるようになり、液冷技術が重要な技術要素になっています。
このダイナミックマップでは、マクロに機器全体の中での液冷システムの要素技術を特許から探ると同時に、インバータに必要な半導体液冷など技術の細部の先端熱対策技術に特許情報から迫ります。
マクロとミクロの両面で技術と特許をつなぐため、このダイナミックマップでは、最初にマクロな観点で直近の特許情報によるパイロット(水先案内)作業で大枠を掴み、区分の大枠を設定します。そのうえで重要な細部の技術要素にも目を配った技術分類作業を行います。これにより、出願遡及5年間の最近の特許情報を調べ、直近の研究開発動向を反映した特許情報を調査する企画です。技術と企業の両面からモータ用インバータの液冷技術にと特許の動きを映す“技術と特許をつなぐ”当社のダイナミックマップ新商品を企画します。
■調査対象技術
モータ駆動用インバータの液冷技術が対象です。マクロには、モータ駆動用のインバータを用いる自動車や空調機器など、各種の応用機器の液冷システムに組み込まれるインバータを含む機器液冷システムから、ミクロには、インバータの半導体IPM液冷構造やクーラント(冷却液)の材料組成などまで、インバータを取り巻く液冷技術に特徴がある特許情報を採用対象にします。
インバータ設計にあたって、インバータがどのような機器に組み込まれ、課題は何か、インバータの内部液冷技術での着目点は何かなど、技術者としてモータ用インバータの開発で知っておきたい特許情報を採用します。液冷以外の冷却は対象としません。ヒートパイプや噴射冷却は液体状態も含むので採用します。
■調査対象特許情報
準備中
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
本商品はダイナミックマップ形式の電子版の特許技術動向調査レポートです。技術分類と主要企業から、特許情報を閲覧していただくことができます。ダイナミックマップについてはこちらをご参照ください。
■WEB試読サービス
詳細についてお知りになりたい方は、WEB試読サービスをご利用ください。
内容は変更になる場合もございます。
モータ用インバータの液冷技術
ダイナミックマップ