■本書の特徴
バイオ燃料電池には電極に酵素や微生物等の生体関連物質を用いるものと、燃料が糖やエタノール等のバイオ由来のものである2つに分けられます。
前者も酵素等のタンパク質で生体由来のものと金属触媒等合成材料を用いるものとがあります。
また、特許の主たる発明が燃料電池の電極に関する場合、電池そのものに関する場合、電池を含む大きなシステムに関する場合、また燃料として汚泥や有機物を含む廃水を用いて、発電と同時に水処理を行うことが目的なものなど多岐にわたります。
そこで、ここでは請求項の個々の発明そのものではなく、上記の酵素等触媒作用をする物質と電極、電池等発明の部位の2 つの観点から分類してあります。
研究開発に新たな一歩を踏み出すガイドとしてご活用ください。
■収録特許情報
2018年7月1日から2020年12月15日までに発行された国内公表・公表・再公表・先行再公表特許情報から、技術者の目で全体像を把握するのに役立つ特許情報を113件選び、4つの観点(アングル)に整理しました。
■最新の特許情報を俯瞰するパテントガイドブック
技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。パテントガイドブックについてはこちらをご参照ください。
■WEB試読サービス
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バイオ燃料電池の全体俯瞰
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