光電融合で進化するテラヘルツアンテナ技術を特許情報から俯瞰する
テラヘルツアンテナは、0.1~10THz帯という未開拓領域を活用し、Beyond 5G/6Gの超高速通信や高分解能イメージング、非破壊検査などを実現する基盤技術として注目されています。この帯域では波長がμmオーダーまで短縮されるため素子の小型化が可能となる一方、伝搬損失や指向性制御が課題となり、単純な縮小ではなくアレイ化・集積化が不可欠となります。その結果、アンテナは従来の外付け受動部品から半導体チップ内に組み込まれる機能へと変化し、アンテナ・オン・チップやMEMS統合によりビーム制御や周波数可変といった能動化も進展しています。今後は回路・材料・構造が融合した三次元集積デバイスとして進化し、通信とセンシングの融合領域での実用化が加速すると見込まれています。
本ダイナミックマップでは、光電融合を含むテラヘルツアンテナ関連技術を中心に据え、その周辺技術まで包含する形で、材料、部品および電磁波制御の視点から出願特許技術を俯瞰しました。また、非線形光学材料のアンテナ応用などの新しいコンセプトの技術を「未来技術」として抽出しました。
・アンテナ関連有機材料
(低損失材料、不要電波遮蔽・吸収材料)
・電磁波制御(メタサーフェス反射板、RIS、波長選択透過板、集束レンズ)
・光・無線融合(光伝導アンテナ、光/電気変換デバイス)
・アクティブアンテナ(アクティデバイスとアンテナと集積、AoC、AiP)
・アレイアンテナ(フェーズドアレイアンテナ、イメージング画素)
・未来技術(EOポリマー、相変化材料、プラズモンアンテナ、量子技術)
・その他
主要技術の開発動向・大学等の研究動向および自社の立ち位置を把握することで、開発テーマや大学等との共同研究および企業提携の立案に活用できます。
■こんな人におすすめ
・高周波アンテナ/フロントエンド開発部門
・光電融合・光無線接続技術開発部門
・技術企画/研究テーマ探索部門
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
ダイナミックマップは、タイトルテーマ技術に関する特許情報の調査結果を、技術分類ごとに分けた技術側と出願上位10社までの企業側の2軸から閲覧することができる電子版特許調査報告書です。『技術側』では出願件数推移グラフや技術の企業シェア等を掲載し、『企業側』では出願内容を技術分類ごとに分けたレーダーチャートや発明者リスト、共同出願人リスト等を掲載しています。
特許調査、技術動向把握、事業経営企画のための特許調査資料としてご利用ください。
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