本書は、ひとの行動や思考、感情など、「心理」に着目した技術と特許をつなぐパテントガイドブックです。心理学は人々の行動や心のメカニズムを「心の科学」ととらえる学問です。ビジネス知財戦略にとっても「心理」は最先端R&Dの重要ゾーンだといわれています。最先端の技術と特許の現状を知るため2022年からの直近三年間に特許出願された登録特許と国際公開、国内公開を特許調査しました。
対象技術は「心理」に特徴がある110件の特許情報です。その中から次世代の攻めに役立つ60件の具体的な特許情報を選びました。取り上げている内容には、横断歩道の安全性と歩行者の心理、ハンドル操作とドライバーの心理、運転支援と心理(斥力)ポテンシャルなどがあり、自動車・電装各社の交通・運転支援に関わる心理とR&Dの着眼点が読み取れます。ロボットのサービスとユーザの心理、リモートワークと職場の心理距離などから、情報IT各社のサービスやDXに関わる心理とR&Dの着眼点が読み取れます。このほかセキュリティや教育なども見逃せないR&D観点です。ぜひ、本書を研究開発や知財戦略企画の資料としてご利用ください。
■最新の特許情報を俯瞰する「パテントガイドブック」
膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特許情報から技術的視点を提供する「パテントガイドブック」では、技術者の視点で直近の特許情報から約75件程度の情報に厳選し、新鮮で技術的に役立つ情報を提供いたします。次世代技術テーマを探索しているR&D研究者の皆様にお役に立ていただけるレポートです。
■WEB試読サービス
詳細についてお知りになりたい方は、WEB試読サービスをご利用ください。
「心理」のR&Dと戦略 最新事例
¥88,000価格
パテントガイドブック