AI技術の拡大により高速処理を行う半導体のためにサーバに大量の電流が必要となっています。PCや携帯機器もAI化しており、消費電流が増加しています。電気自動車でも大電力が必要になり、電力を供給するための電源回路が重要になります。また、電源回路の小型・高効率化のためには共振動作が必須ですが、昇降圧比が大きい場合には制約があります。さらに、CPUやGPUでは高速演算処置を行うことから、電源の高速負荷応答性能が望まれています。本ダイナミックマップでは、電源回路の大電力化や昇降圧比の拡大に関する技術、高速負荷応答に対応した技術に着目しました。様々な機器に使われるACアダプタの給電規格USB PD(Power Delivery)も注目点です。
【調査対象技術】
- 共振コンバータの入出力電圧範囲の拡大、大電力化、それに伴う制御技術
- 動作の安定化や過渡応答、過電流検出、マルチフェーズ制御技術
- 巻線の構造
- 力率改善、ひずみ率の改善
などに特徴がある特許情報を調査の対象としました。
ただし、半導体や放熱技術、システムに関する特許情報は対象としていません。
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
本ダイナミックマップは、タイトルテーマ技術に関する特許情報の調査結果を、技術分類ごとに分けた技術側と出願上位10社までの企業側の2軸から閲覧することができる電子版特許調査報告書です。『技術側』では出願件数推移グラフや技術の企業シェア等を掲載し、『企業側』では出願内容を技術分類ごとに分けたレーダーチャートや発明者リスト、共同出願人リスト等を掲載しています。
特許調査、技術動向把握、事業経営企画のための特許調査資料としてご利用ください。
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