新商品開発においては、柔軟で独創的なアイデアを生み出すことが重要です。
しかし、独創的な新しいアイデアはそう簡単には思いつかないものです。企画会議でアイデアが浮かばずに悩んだことがある、という経験をした人は多いのではないでしょうか?
特許情報は、様々な企業が狙う市場や応用に関する情報と、技術の知財戦略が現れる全方位性に優れた情報源です。ネオテクノロジーは、このような知恵の情報源である特許情報を活用した創造活動支援ACTAS(Assistance of Creative Thinking And Solution)を行っています。ACTASの中から生まれた、特許情報をアイデア発想の刺激情報として活用した、独自のブレーンストーミング手法「パテントエリアマップ」をご紹介します。
実際のケーマンガで解説します。
①商品企画室のリーダーに任命された!(どうしよう・・・)
A社は機能性素材に強みを持つ中堅メーカー。今年の4月、社長直轄の商品企画室が新設され、N君はリーダーに任命されました。真面目なN君は、顧客からの要求に力はありますが、自ら新しい用途を探すことは初めてです。
N君:どうしよう・・・?
②展示会に行ってみるか!(あれ、特許情報って活用できるのか!?)
新しいネタはないかと思い、N君はいろいろな展示会を回ってみることにしました。そんな中、ネオテクノロジーのブースで、「特許情報の発想の刺激情報に使う」ということを聞きました。
N君:特許情報がヒントになるかも!
③パテントエリアマップの実践(特許情報って、意外と面白い!)
さっそく関連するメンバーを集め、ネオテクノロジーのファシリテータによる「パテントエリアマップ」を実践しました。特許カードを面白そうなもの、役立ちそうなものだけ残してブレスト。意外な企業や中国企業などの出願も目に付きました。
N君:特許情報って、意外と面白い!
④自社に合った切り口が見つかった(次のターゲット候補が見えた!)
3時間ほどのパテントエリアマップのブレストを通じて、新しい気づきや発見がありました。次のターゲット候補がいくつか浮かび上がってきました。この後、ターゲット候補について掘り下げたパテントエリアマップを実施していく予定です。
N君:次のターゲット候補が見えた!
パテントエリアマップの訪問支援サービスを行っています。
お客様の技術テーマに合わせて特許カードを準備し、ネオテクノロジーの「技術コーディネータ」がお客様事務所を訪問して、パテントエリアマップによるブレーンストーミングのファシリテーションを行います。新商品開発企画に、技術者の活性化に、若手技術者の教育に、ぜひご活用ください。
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