ミリ波会員サイト概要
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最新 ミリ波特許情報を技術アドバイザーが査読
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発明の特徴がミリ波である基盤技術から応用に渡る幅広い特許技術情報が対象
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類似特許やノイズを取り除き技術分類を実施
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研究者向けに効率的に確認/把握できるサイトを提供
査読者紹介
山崎 王義(株式会社ネオテクノロジー 技術アドバイザ)
超高周波デバイス・超高速半導体集積回路の研究開発に長年従事。新規事業開拓を目的として、大学や公的機関、自治体、商社などと連携する中で光デバイス、通信システム、各種センサなどの技術を幅広く経験。ネオテクノロジーの技術アドバイザとして、様々な特許技術動向調査に携わっています。
ミリ波会員サイト掲載特許
ミリ波は2019年からサービスが始まった第5世代移動通信システム(5G)や高度運転支援システム(ADAS)車載レーダとして実用化されています。今後Beyond 5Gや自動運転に向けて、さらに高度化が進むと期待されている技術であります。車載レーダに留まらず、セキュリティや生体情報の非接触センサなどへの応用領域の拡幅も進められています。応用を支えるものとして、高透過膜、ミリ波吸収体、さらにはメタマテリアルを用いた反射板などの材料技術、およびミリ波発生と検出する能動デバイスの開発も盛んであります。ミリ波開発の歴史は1960年代まで遡りますが、いよいよ本格的な実用化時期を迎えようとしている注目技術です。なお、ミリ波の定義は30GHz~300GHzの周波数範囲でありますが、本サイトでは下限周波数を24GHzまで拡げています。
本サイトでは、発明の特徴がミリ波である基盤技術から応用に渡る幅広い特許技術情報を調査の対象としました。5Gなどの無線応用技術、それに関連したメタマテリアルや光電融合などの基盤技術、また車載レーダとセキュリティや生体情報検出などの非車載レーダを対象としています。応用を限定しない、ミリ波透過材料やミリ波吸収材料、低損失基板材料、フィルタや伝送路などの受動部品、およびミリ波発生デバイス・検出器も調査対象としています。また、ファミリー特許や極めて類似性の高い特許技術は代表的なものだけ選択しています。300GHzを超えるテラヘルツ波や赤外線、及び明らかなノイズ情報は対象外としています。